VEMAC 通信 Vol.8 2005-3-27 発信

長い冬も終わり、桜の便りが待ち遠しい今日このごろです。

前回2月のVEMAC通信でも、少しご報告させて頂きましたが、車雑誌に掲載される事も多くなり、試乗記など、参考にして頂けるかと思います。今後の掲載予定も含め、お知らせ致します。

◆2月26日発売 GENROQ 4月号 インプレッション
◆3月 6日発売 Tipo 4月号 イベント紹介
◆4月 1日発売 カーグラフィック 5月号 インプレッション
◆4月 6日発売  Tipo 5月号 インプレッション
☆公開中 吉田 匠さん オフィシャル ブログ☆
http://takumi-yoshida901.way-nifty.com/start/2005/03/post_4.html

さて、今回の本題は右シフトの事です。今までも多くの方に質問され、乗降しにくいと言われ、あまり評価されていないようです。しかし、現代までレーシングカーのほとんどが右シフトである理由、それは体の使い方のバランスにあるようです。

スポーツに限らず、人間の体の使い方として対角線で動き、右足を使う時は左手で、左足を使う時は右手でバランスをとります。皆さんも歩く時の事を考えると対角線は理解しやすいのでは無いでしょうか?ではなぜ対角線で体を動かすのか?これは私個人の意見なのですが、頭(目線)の移動を最小限にしている様に思います。何かをコントロールする時、頭の位置(固定)は重要ですよね。

左足でクラッチを踏むときは、そのほとんどの場面でシフト操作を行います。で、右なのです。更にいえば、運転の操作として、ハンドルとアクセルは丁寧に、シフトとクラッチは素早く、VEMACでいえば、右足/左手は丁寧担当、左足/右手は俊敏担当と役割分担されます。
理屈も大事ですが、一旦右シフトに慣れてしまうと、まさにレーシングカーを走らせているような楽しさです。ヒールアンドトーで、ぴったり回転が合いシフトダウンが決まった時は、ちょっとレーシングドライバーの気分になります。




右シフトの理由と楽しさは伝わったでしょうか。
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