開発中のMultipurpose VTOL Conceptが 経済産業省 中小企業イノベーション 創出推進事業 「行政ニーズ等に対応したドローンの開発・実証」に採択されました
会社情報
2022年度NEDO/SBIR推進プログラムで開発を進めていたMultipurpose VTOL Conceptの製品化プロジェクトとして、イームズロボティクス株式会社(本社:福島県南相⾺市、代表取締役:曽⾕英司)との協業で、経済産業省 中小企業イノベーション創出推進事業「行政ニーズ等に対応したドローンの開発・実証」 (https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2023/downloadfiles/k230714001_10.pdf)に採択されました。
同事業はSBIR制度において、革新的な研究開発を行うスタートアップ等が社会実装に繋げるための大規模技術実証(フェーズ3)を実施し、我が国におけるスタートアップ等の有する先端技術の社会実装の促進を図ることを目的とするものです。
本補助金の対象となる事業(補助対象事業)は、経済産業省が提示する研究開発課題(以下「テーマ」という。)を解決するために必要な革新的な新技術を有する代表スタートアップ又は当該新技術を有する代表スタートアップの技術を活用したコンソーシアムによる大規模技術実証です。公募のテーマは以下の6つ。
テーマA(月面ランダーの開発・運用実証)
テーマB(衛星リモートセンシングビジネス高度化実証)
テーマC(空飛ぶクルマの機体開発及び型式証明取得等に向けた飛行試験等)
テーマD(行政ニーズ等に対応したドローンの開発・実証)
テーマE(小規模分散型水循環インフラの量産化・社会実装事業)
テーマF(プローブカーデータを活用したグローバルでの高精度3次元地図データの更新技術の大規模実証)
上記テーマにて、技術・研究開発として2023年度~2027年度までの最大5カ年間を事業実施期間としています。
今回の採択テーマDでは、ドローン性能・機能の向上を加速し、さまざまな分野におけるドローンの利用拡大と、それを通じた社会課題の解決等を加速することを目的としています。
■コンソーシアム
イームズロボティクス株式会社(全体取り纏め・製品化責任、システム開発)
東レ・カーボンマジック株式会社(マルチコプター、VTOLのCFD・風洞試験による空力特性最適化、軽量機体構造の設計・製造)
国立大学法人東京大学 ※予定(実証実験完了後のAI,リモート安全システム構築に関する支援及び空力によるVTOL設計支援)
共同研究先2(AIによる危険感知、リモート制御、多運航での自律衝突回避技術実証)
佐川急便株式会社(拠点物流、ラストワンマイルにおける物流業務支援)
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(事務局・PMO)