JR気仙沼線BRT向け電気バスを東日本旅客鉄道株式会社へ納入しました。
会社情報
株式会社東京アールアンドデーは、4月17日よりJR気仙沼線BRTで運行を開始した電気バス(e‐BRT)を東日本旅客鉄道株式会社へ納入いたしました。
この車両は弊社のEV開発技術を投入した寒冷地向け中距離運用仕様の電気バスです。車両には走行状況、搭載電池状態等を24時間リアルタイムで監視するVehicle-ICTシステムをはじめ、屋根に太陽光発電パネル、車室内にモバイル機器充電用USBコネクタならびに災害時や非常時に車両の走行用電池から一般電力を取り出せる非常用電源コンセントなど最新の機器と機能を装備しています。
車体の内外装もe‐BRT専用にデザインされました。
また、運行時に使用する急速充電器2式も同時に納入しています。
これをきっかけに営業路線での電気バス導入が進むことが予想され、弊社では受注・生産体制を強化して今後の需要に対応する計画です。
バス開発の概要についてはこちらをご覧下さい。
電気バス(e‐BRT)諸元
ベース車両: いすゞ・エルガミオ
形状: 中型ノンステップ
全長×全幅×全高: 8,990mm×2,230mm×3,270mm
電動機形式: IPMモーター(永久磁石同期電動機)
乗車定員: 49名(運転席1+座席20+立席28)
最大出力: 150kw
空車重量/車両総重量: 9,160kg/11,855kg
最大トルク: 650N・m
最高速度: 80km/h (計算値)
駆動方式: 6МT 後輪駆動
電池種類/搭載容量: リチウムイオン電池(三菱重工業製)/65kWh
電気バス(e‐BRT)画像
http://www.tr-d.co.jp/release/e-BRTfront.jpg
http://www.tr-d.co.jp/release/e-BRTrear1.jpg
http://www.tr-d.co.jp/release/e-BRTrear2.jpg
JR東日本盛岡支社リリース(3/18)
http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1395124590_1.pdf
