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電気自動車向けビッグデータを利用する開発で3社協力

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株式会社東京アールアンドデー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小野 昌朗)、インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉田 和正)、株式会社アプトポッド(本社:東京都新宿区、代表取締役:坂本 淳一)は、本日、電気自動車(EV)向けのビッグデータを利用するソリューションの開発で協力すると発表しました。3社は、CAN(Control Area Network)上の情報、IA(インテル・アーキテクチャー)採用の車載端末やタブレット機器のGPS情報を活用して、車両の状態を遠隔リアルタイムでモニタリングを実行、電気バスの乗客向けデジタル・サイネージの実現など、IAに基づくビッグデータ活用のソリューション開発を目指します。

東京アールアンドデーは、タクシーや路線バス、配送用トラックなど、業務用車両を中心としたEV向けの技術を開発しています。同社は、アプトポッドと経堂でEV向けの車両データリアルタイム管理やエネルギー・レポートを行うIA採用の車載システムを開発しています。本日、東京都内で開催されたソフトウェア開発者会議”インテル® ソフトウェア・イノベーション・フォーラム”において、IA採用の車載システムとビッグデータを利用した遠隔リアルタイム・モニタリングのデモンストレーションを行いました。このソリューションは今後当社が開発する電気バスに採用される予定です。

本ソリューションは、数10ミリ秒単位でCAN上を流れる約350項目におよぶ大量の車両データやGPS情報などをIA採用の車載システムでリアルタイム圧縮処理を行い、クラウド上にデータをアップロードします。車両側から送出されたデータは、管理端末においてHTML5の活用により、2D / 3Dなど高度な可視化を可能にしています。大量のデータを多彩な表現方法でダイナミックに可視化することにより、さまざまな車両情報を有効に活用できるように設計されています。

本ソリューションによりリアルタイムデータのモニタリングと過去データの分析は、EVを構成する機械装置の致命的故障の抑止を支援し、故障時の原因特定、経済性評価、バッテリーの劣化測定などへの活用を可能にします。3社は、IA採用の車載システムとクラウドの利用で、業界に新たな提案を行ってまいります。

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