このデジタル・サイネージのソリューションは、高性能なインテル製のプロセッサーを搭載した車載端末がCAN(Control Area Network)に無線で接続され、GISとクラウド・コンピューティング技術を活用し、運行時の車両情報のモニタリングを実施すると同時に、乗客向けには路線周辺情報の案内表示など、さまざまな情報をリアルタイムに表示することでサービス提供の充実をはかるものです。
本日発表のソリューションは東京アールアンドデーが開発を担当し、インテルが開発機材の提供、およびインテル・アーキテクチャーのパフォーマンスを最大限に活用するための提案、開発協力を行いました。
本日発表の遠隔制御および次世代デジタル・サイネージのソリューションは、秋田県の「あきたEVバス実証コンソーシアム(代表:秋田いすゞ自動車株式会社)」が開発した中型電気バス「ELEMO-AKITA(えれも あきた)」に導入される予定です。また本ソリューションは、2013年1月16日(水)より東京ビッグサイトにで開催されている「オートモーティブワールド 2013」内の東京アールアンドデーブース(東 4-49)にて参考展示致します。(デモンストレーション協力:株式会社アプトポッド)
<背景>
EVをはじめ、HEV(ハイブリッド車)PHEV(プラグインハイブリッド車)、さらにはFCV(燃料電池車)など、電気駆動システムとバッテリー搭載する車両が次世代自動車の主流になりつつあります。特にこれらの次世代自動車が搭載するバッテリーは車両自体の走行性能や経済性に大きく影響する重要な要素であり、その効率的な運用はバッテリーそのもののパフォーマンス持続性や寿命に影響します。このような背景のもと、インテルと東京アールアンドデーは、EV向けの移動体通信システムにおける協業を通じて、稼働率の高いEVバスやEVトラックなど業務用EVを対象に、電気駆動車両の経済性向上を目指したバッテリーの遠隔メンテナンスシステムの研究開発を行っています。
<インテルについて>
シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアチブを推進していきます。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
※インテル、Intelロゴは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標登録または商標です。
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